日程第1「
会期決定の件」を議題といたします。
今期臨時会の会期は本日1日とし、会期中の
日程につきましては、お手元に配付のとおりとすることに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
7
◯議長(
並川和則君)[41頁]
異議ありませんので、会期は1日と決定いたしました。
次に、
日程第2「
会議録署名議員の指名について」を議題といたします。
会議規則第80条により、
会議録署名議員に、
松永隆志議員及び
吉田修治議員を指名いたします。
次に、
日程第3、
議案第36号「
諫早市一般職の
職員の
給与に関する
条例等の一部を
改正する
条例」を議題とし、
提案理由につき
市当局の説明を求めます。
8
◯総務部長(
馬場康明君)[41頁]
議案第36号「
諫早市一般職の
職員の
給与に関する
条例等の一部を
改正する
条例」につきまして御説明を申し上げます。
本案は、本年5月1日に出された
人事院勧告に伴い、
一般職の
国家公務員等に対して同年6月に支給される
特別給の額が暫定的に
減額される
措置が講じられますことを受けて、本市の
一般職の
職員の期末・
勤勉手当及び
市長ほか
特別職の
職員の
期末手当について、本年6月期の
支給割合を暫定的に
引き下げようとするものでございます。
改正の主な内容につきまして、条を追って御説明申し上げます。
第1条は、
一般職の
職員の
給与に関する
条例の一部
改正でございます。平成21年6月に支給する
期末手当及び
勤勉手当に関する
特例措置を附則に加えようとするもので、第25条第2項の
改正は、6月に支給する
期末手当の
支給割合を「100分の140」から「100分の125」に
引き下げようとするものでございます。
また、第28条第2項第1号の
改正は、6月に支給する
勤勉手当の
支給割合を「100分の75」から「100分の70」に
引き下げようとするものでございます。
なお、第25条第3項及び第28条第2項第2号については、再
任用職員に関する改定でございます。
次に、第2条、第3条及び第4条は、
市長、副
市長、
水道事業管理者並びに
教育長に関する
条例の一部
改正でございます。
一般職の
職員と同様に、平成21年6月に支給する
期末手当に関する
特例措置を附則に加えようとするもので、
期末手当の
支給割合を「100分の160」から「100分の145」に
引き下げようとするものでございます。
次に、附則でございますが、この
条例は公布の日から施行しようとするものでございます。
以上が
条例の主な
改正内容でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
9
◯議長(
並川和則君)[42頁]
これより
議案第36号に対する
質疑に入ります。
10
◯牟田 央君[42頁]
実は、きのう、
議会運営委員会があったのですが、また同じことを私は
議会運営委員会の中で言ったのですが、この
議案はいつ提出された
議案ですか。
告示というのが約1週間前に出されましたよね。それで、後の
追加告示というのが、
市議会議員のいわゆる
期末手当を削減するのが一昨日ですか、
告示になりましたね。
議会事務局においては、
告示されたら即
提案をされたという
ぐあいに解釈をしているようなのですよ。
それで、
諫早市議会の平成21年4月9日までの
議員の
申し合わせ事項には、
討論は2日前までに
議長に提出するというのがあったのです。そして、きのうの
議会事務局長の報告によると、もう既に
賛成討論、
反対討論の通告が
議会事務局長に出されているようですが、
議案は本日提出されたことに間違いありませんか。
11
◯総務部長(
馬場康明君)[42頁]
告示日でございます。
12
◯牟田 央君[42頁]
告示日に
提案をされたのですか、違うわけでしょう。
市長、もう一つ答弁してください。こういう
議案を、今出てきている
諫早市一般職の
職員の
給与に関する
条例等の一部を
改正する
条例を
議会に提出しますよという
告示をするわけでしょう。ですから、
正式提案というのは本日以外の何物でもないと私は思うのですが、それで間違いないですよね。
それと、もう一つ、
議案が提出される前に、
質疑その他がされる前に、賛成だ、反対だというような
議会事務局の取り扱いについて、私はずっとおかしいと、きのうも一日中叫び続けたのですが、当局が
議案とする前に、説明も聞かずに
賛成討論、
反対討論とする異常な
議会、
議会事務局は
告示をされたら即
提案をされたというぐあいにどうも誤解しておるのではなかろうかと思うのですが、本日
提案されたことに間違いありませんかどうかを
市長が答弁してください。
13
◯市長(
宮本明雄君)[42頁]
私どもが
告示をしたのは5月22日、1週間前でございます。これは
地方自治法の規定にもございまして、急施案件を除いては1週間前ということになっております。私どもは、
告示をして
議会に
議案を送付いたします。それが5月22日でございます。
提案というのは
議会の本会議の中でされると理解をしておりますから、今が
提案をさせていただいたということだろうと思っております。
それから、
先ほどの賛成とか反対の
討論とかの話でございますけども、これは
議会の運営のことでございますから、私が意見といいますか、思いを言うのはいかがかと思いますので、差し控えたいと思います。
14
◯田添政継君[42頁]
今回の
勧告についてでありますけれども、通常はたしか8月ぐらいに
人事院勧告が出るというふうに認識しているのですが、特に
人事院勧告というのは
民間とのいろんな格差について是正をするという目的があるということと、それから
公務員の
皆様方に対する
労働基本権の
代償措置としての
人事院勧告という制度の趣旨があると思うのですけれども、今回の
臨時勧告を見てみますと、
民間の相場というのはまだ決まっていないし、今からいろんな
ボーナスの交渉をするところがかなりまだ残っているわけですね。
そういう
状況の中で、何で
民間の相場が今想定できるのかという問題が1つあるだろうというふうに思いますし、それから非常に今は
景気が落ち込んでいる
状況の中で、
公務員の
皆様方に対するこういう
勧告、
期末手当、
勤勉手当の
引き下げというのは、いろんな
景気に悪
影響を与えるというふうに思うのですけれども、そういう意味で、今回の
臨時勧告をどのように受けとめていらっしゃるのかということをまずお聞きしたいということと、それから今回の0.2カ月削減をされることで、実際1人
当たりどれくらいの
減額になるのか、あるいは総額でどれくらいになるのかということをお聞かせいただければというふうに思います。
15
◯総務部長(
馬場康明君)[43頁]
今回の
人事院勧告でございますが、サブプライム
ローンから始まりました世界的な
金融危機の中で、今の
民間企業の
夏季賃金の改定、これは夏季の一時金の決定が近来まれに見るほどの大幅な前年
比マイナスになることがうかがえるということでございます。したがいまして、そういう大幅な減少がうかがえますので、
人事院において4月中に急遽
民間の調査をされたということでございます。
その結果、2,700社ぐらいの調査をされたということでございます。これは50人以上の企業ですが、そういった調査をされて、それがまだ、今おっしゃいましたように、8割ぐらいは決まっていないという
状況でありました。
決定済みの企業を見たところ、前年比で13.2%
程度減を出しているという
状況の中で、暫定的に凍結するということが決定されたということでございます。
それから、第2点の
引き下げを
職員のほうがどのように受け取っているかということでございますが、
職員の
団体等とお話をする中でも、大変厳しい現在の情勢でございます。これは
公務員だけではなくて、市民の
皆様がそういった
状況にあるということで理解していただきまして、努力をする中で受け入れていただいたと、理解していただいたと考えております。
それから、1人
当たりどのくらいの
影響があるか、それと総額ということでございますが、
職員1人
当たり約7万5,000円の
減額になろうかと思っております。それから、総額では
一般職合計で7,900万円が
減額され、
影響があると試算をしております。
以上でございます。
16
◯中野太陽君[43頁]
質問いたします。
先ほどお話の中で、8月に大体いつも
人事院勧告が行われるということなのですけれども、今回は
前倒しで
減額だと思うのですけれども、この事態はこれまであっているのでしょうか、今回が初めてなのでしょうか。
17
◯総務部長(
馬場康明君)[43頁]
前倒しというか、臨時的に行われたのは最近はあっておりませんが、例がないわけではございません。かなり以前にございました。ちょっとお待ちください。
過去、調べてみましたら、昭和49年、ちょっと古くなりますが、このときに
民間給与の
支給額が30%を超えて、調査によって大幅に増額になったということで、物価高等も考慮をしまして、これはふやすほうですね、余りにも世間の物価が高くなってということでございまして、暫定的に
勧告してあると。これが昭和49年に例があるということでございます。
18
◯松永隆志君[43頁]
お伺いしたい点が2点ほどございます。
まず、
景気の
状況ということで
先ほどからお話がありましたけれども、今、国がとっている
緊急経済対策、そして
定額給付金というのは、消費を拡大させていこうという方向にあるわけですよね。そのような中で、
先ほど来ありますように、市の
職員の
給与が下がる、これは少なくとも市の
職員においては、
定額給付金とか、
消費拡大マインドはなくなるわけでございます。そして、やっぱり
地域に与える
影響というのは、大きいものがあろうかと思います。その辺についての
市長のお考えを、確かに
人事院の
勧告、これを尊重する必要がある、この姿勢は基本的に正しいと思います。しかしながら、
地域に与える
影響についてどのようにお考えなのか。
それと、もう一つは、やはり市の
職員も6月の期末・
勤勉手当を当てにして、いろいろ
ローンを組んだり、やっぱり
生活給としてのものもあろうかと思います。そのような中で、やはり下がるとなりますと、
モチベーションが下がっていくと思うのですよね。
消費マインドも下がると同時に
モチベーションも下がって、そのように何か意欲的にも意気消沈するのではないかと、その辺を何か鼓舞するようなですね。
先ほど来、
十分話し合いは行われていると、その辺で対処されると思いますけれども、その辺はどういうお考えなのか、その2点についてお伺いしたいと思います。
19
◯市長(
宮本明雄君)[43頁]
2点ほど御質問がありました。
まず、
地域への
影響ということでございますけれども、
人事院勧告制度というのは、8月5日前後に
人事院勧告というのが通常行われます。これはその年度の4月を基準として、
民間の
給与がどのようになったのかということで
人事院が全国に調査をいたしまして、その成果を
公務員の
給与に反映させるということで、
民間準拠というのが原則になっているから、
人事院の制度というものがございます。これは、
団結権とか、
労働争議権とか、
スト権とか、そういうものとの
代償措置とも言われておりまして、これが大体12月ごろから実施されるということになりまして、12月にその調整が行われるというのが通常のあり方でございます。
ただ、今度は凍結、暫定という言葉がございますように、今回、4月の
民間の
給与が非常に
減額がひどかったということもあって、今回凍結されているのは
ボーナス分だけでございまして、
給与の分はまだ8月の頭にどうなるかはわかりませんけれども、その
勧告があるものと思います。これも暫定とか凍結とかいう言葉のとおりに、本来6月で支給される
ボーナスは、本来といいますか、従来のやり方ですと、8月に6月は0.2カ月
減額ですよとか、12月はどうなのですよということを12月で調整をしていたのでございますけれども、その
減額幅が大きいということで想定をされまして、12月の
ボーナス、
給与で調整をするということになると、もっと
影響があるのではないかと、一遍に差し引くわけで、4月1日にさかのぼって
勧告を行うということになりますから、その
差額分が大きくなると、
減額が大きくなるのではないかということもあって、今回このような
措置がなされたものと思っております。
地域経済への
影響ということでありましたけれども、これは
人事院の制度、日本の
公務員、これは別に
諫早市だけではありませんで、
国家公務員、
地方公務員を含めての話でございまして、
民間の
給与に準拠するということが建前といいますか、原則ということになっておりまして、
地域経済への
影響があるではないかということになりますと、それは確かにそういう部分ではあろうかと思いますけれども、
公務員の
給与が片一方では
民間の
給与を大きく上回っていいのかという論議もあるでしょうから、その辺に関しては、私は
影響はあるでしょうけれども、その辺が制度的にそうなっているということで申し上げたいと思います。
個々の
職員といいますか、これは日本の
公務員全体に言えると思いますけれども、個々の個人的に見ていきますと、それは
ローンの組み方とかなんとかで
影響が出てくる方はいらっしゃると、想定ですけれども、いらっしゃると思いますけれども、それはそれで
民間の方も同じようなことになるということでございますから、そこは
公務員だけということにはならないのではなかろうかなと思っているところでございます。
また、別に
定額給付金とか、
景気の
浮揚策で
経済対策というのを非常に行っておりまして、この効果が今後どのようになっていくのかということでございます。1月から3月のGDPが年率にしますと15.2%ですか、下がったということも現実的にございますので、今後の
景気の動向に、特に地元の
地域の
景気の動向に注意をしてみたいと、留意をしたいと思っているところでございます。
以上です。
20 ◯
松本正則君[44頁]
私は
質疑ではないのですけど、
議会運営上のことでちょっと、
先ほど牟田議員からもお話がございましたけども、
討論について、
先ほどの話では2日前という
申し合わせがありますが、今、そこら辺も
申し合わせの見直しをされているということも聞いております。言いかえれば、やはり
委員長報告等を聞きながら、それに対して思いを聞きながら
討論を、
討論は
議会において最大の必要なことだと思っております。
そういった意味では、今回、少なくとも
委員長報告が終わった後に、
討論をする、しないの通告を
議長に出すことができるようにやはりしていただきたいと、そのように思いますが、その辺、これが終わりましたら議運でも開いていただきまして、その
方向性で
討論は必要だと思いますので、よろしくお願いをしたいと思います。
21
◯議長(
並川和則君)[44頁]
ほかにありませんか。
(「なし」と言う者あり)
22
◯議長(
並川和則君)[44頁]
ほかになければ、これをもって
議案第36号に対する
質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております
議案第36号につきましては、お手元に配付しております
委員会日程のとおり、
総務文教委員会に審査を付託いたします。
総務文教委員会開催のため、しばらく休憩いたします。
午前10時46分 休憩
午後2時55分 再開
23
◯議長(
並川和則君)[45頁]
休憩前に引き続き会議を開きます。
日程第4、
議案第36号を議題とし、
総務文教委員長の報告を求めます。
24
◯総務文教委員長(
赤崎光善君)登壇[45頁]
皆さん、こんにちは。これより、
総務文教委員会に審査を付託されました
議案第36号「
諫早市一般職の
職員の
給与に関する
条例等の一部を
改正する
条例」につきまして、審査の経過及び結果を報告いたします。
審査の過程における
質疑や意見の主なものは、次のとおりであります。
景気悪化の加速を受け、国においては
緊急経済雇用対策や
定額給付金などの
景気拡大策を図っている中、今回の
人事院勧告の内容はその流れに逆行しているとも考えられる面もあるが、どう受けとめているかとの
質疑に対し、
公務員は
労働基本権が制限されているので、その
代償措置として、
民間との
給与水準を比較検討して、格差をなくすことを目的に
勧告しているものである。今回の
勧告は、
国家公務員の
特別給を
減額する内容であるが、本市も
国家公務員の
給与制度に準ずるべきであると考えている。
地域経済への
影響も考えられるとの意見もあるが、
公務員だけでなく
民間も苦しい
状況にあることを考えると、今回の凍結はやむを得ないと考えているとの答弁がありました。
本年6月期の支給について、
支給月数の一部を凍結するということだが、具体的にはどのような
措置となるのかとの
質疑に対し、通常、
人事院勧告は8月に出され、それに基づき、その年の12月の
特別給で1年分を精算されることになっている。今回の
勧告は、
民間の夏季一時金が前年より大きく
減額する
可能性が大きいことを受け、
民間との大きな乖離を是正するために臨時的に出されたものであり、従来どおり12月の
特別給で1年分を精算すると大きな
減額となる
可能性があることから、6月期の支給について暫定的に
減額するという内容である。8月に再度出される
勧告で
特別給に対する
措置が確定し、12月の支給分で精算することになるとの答弁がありました。
以上のとおり、審査の結果、原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
以上をもちまして、
総務文教委員長報告を終わらせていただきます。(降壇)
25
◯議長(
並川和則君)[45頁]
議事整理のため、しばらく休憩いたします。
午後2時58分 休憩
午後2時59分 再開
26
◯議長(
並川和則君)[45頁]
休憩前に引き続き会議を開きます。
これより
総務文教委員長の報告に対して
質疑に入ります。
(「なし」と言う者あり)
27
◯議長(
並川和則君)[45頁]
なければ、これをもって
質疑を終結し、
討論に入ります。
28 ◯西田京子君 登壇[45頁]
皆さん、こんにちは。日本共産党の西田京子です。私は、この
議案第36号に反対の立場で
討論いたします。
議案第36号は、
諫早市一般職員の
給与等に関する
条例の一部を
改正しようとするものです。
反対の理由の第1は、この
議案はルール違反の
人事院勧告に基づくものだからであります。
人事院は、5月1日、
民間で夏季一時金の大幅削減が見られるとして、既に決まっている
国家公務員の夏季一時金を0.2カ月分カットするよう、国会と内閣に
臨時勧告を行いました。この
議案第36号は、
人事院勧告に沿うものです。
公務員の賃金は、前年冬と当年夏の
民間の
支給額を調べ、8月に
人事院が
勧告することになっております。今回は、通常1万1,000社に対して面談をして行う調査を今回は臨時的に2,700社に対し郵送で行っている、とてもずさんな調査をしていることも明らかであります。今回は、
民間の一時金カットが相次いだので、
公務員の夏季一時金もカットしようというものでありますが、もともと
勧告は夏の一時金支給には間に合わないため、年末一時金に反映されており、時間差はあっても全体としては水準調査が行われる月になっております。それを無視して
前倒しでカットするというのは、ルール違反も甚だしいものであります。
第2の理由は、この
議案第36号は
景気対策に反するからであります。現在、日本経済は大不況の中にあり、それから抜け出すために国じゅうがもがいている
状況です。日本がこの大不況を抜け出すためには、何よりも内需拡大が求められていることは衆目の一致するところであります。政府・与党も、
景気対策と称して、国民の税金を使って次々に大規模な補正予算を組んできました。選挙目当てのばらまきだとの批判まで出るくらいの大盤振る舞いです。その一方で、労働者の購買力を
引き下げるような施策を行うことは、矛盾していると言わざるを得ません。
公務員の一時金
引き下げは、
民間賃金を
引き下げる悪循環をつくり、
地域経済を一層冷え込ませ、内需拡大による
景気回復には逆行するものであります。
以上の理由で、私は
議案第36号に反対するものであります。(降壇)
29 ◯北島守幸君 登壇[46頁]
私は、
議案第36号につき、賛成の立場で
討論させていただきます。
その1、この案件は、
人事院勧告に沿って、
諫早市が踏み切った
措置であること、一般企業イコール
民間のいわゆるマイナスは極めて大きいものがあるということ、痛みを分かち合うという精神を取り組む考え方で出発した点であること、指摘されております
景気対策は別の角度で、すべての国民として奮闘、努力すべきものであると考えます。
委員長報告にあるとおり、
総務文教委員会では全会一致をもって可決した案件であります。さらには、この後、我々
市議会議員も同じ趣旨をもって、報酬
減額について取り決めようとしているその一歩手前のところでございます。
以上のことをとらえまして、この
議案に対して賛成の立場で
討論させていただきました。
議員皆様の御賛同を賜りますようよろしくお願いいたします。(降壇)
30
◯議長(
並川和則君)[46頁]
ほかになければ、これをもって
討論を終結し、採決いたします。
異議がありますので、起立により採決いたします。
議案第36号に対する
委員長報告は原案可決であります。委員長の報告どおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
31
◯議長(
並川和則君)[46頁]
起立多数。よって、
議案第36号は原案どおり可決されました。
次に、
日程第5、
議員提出
議案第1号「
諫早市議会議員の
議員報酬、費用弁償及び
期末手当に関する
条例の一部を
改正する
条例」を議題とし、
提案理由につき説明を求めます。
32 ◯
議会運営委員長(山口隆一郎君)登壇[46頁]
皆さん、こんにちは。
議員提出
議案第1号「
諫早市議会議員の
議員報酬、費用弁償及び
期末手当に関する
条例の一部を
改正する
条例」について説明いたします。
提案者は、私、山口隆一郎、賛同者は藤田敏夫
議員、林田保
議員、村川喜信
議員、笠井良三
議員、中野太陽
議員、宇戸一夫
議員、山口喜久雄
議員、室内武
議員、北島守幸
議員で、
議会運営委員会の委員で
提案するものであります。
本案は、
提案理由に記載しておりますように、
国家公務員の
給与改定の
状況を考慮し、
議員の
期末手当を改定するため、
条例の一部を
改正するものであります。
内容といたしましては、平成21年6月の
期末手当を「1.6月分」から「1.45月分」に、0.15月分を
減額するものであります。
なお、この
条例は公布の日から施行するものであります。
以上で説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。(降壇)
33
◯議長(
並川和則君)[46頁]
これより
議員提出
議案第1号に対する
質疑に入ります。
34
◯牟田 央君[46頁]
本来、
議員提出
議案については
質疑をしないのが今までの慣例でございますが、提出者については通告をいたしておりますので、
質疑をいたします。
まず、
議案第36号においては、市の
職員で最高
減額の人は11万5,000円ぐらいであると、平均7万5,000円ぐらいであると。それから、2年目の
職員においては約2万8,400円ぐらいであるということ。それから、
市長におかれましては4万5,000円の
減額であること、副
市長におきましては約4万円ぐらいの
減額であることというような報告を
先ほどの
総務文教委員会の中で報告を受け、総額約7,900万円ぐらいの
減額であるという報告を受けたのですが、それではこの
議案において、
議長においてはおよそ幾らぐらいなのか、副
議長においてはおよそ幾らぐらいなのか、
議員においてはおよそ幾らぐらいの
減額になるのか、それとそういうものを合わせておよそ幾らぐらいの
減額であるのかというのを説明してください。
35 ◯
議会運営委員長(山口隆一郎君)[47頁]
ただいまの
牟田議員の質問に答弁をいたします。
今回の
条例改正によりまして、6月
期末手当の支給月額が1.6月から1.45月に
改正されることにより、
議長は
改正前の92万円から
改正後は8万6,250円
減額の83万3,750円に、副
議長が77万2,800円から7万2,450円
減額の70万350円に、2期目の
議員が74万5,200円から6万9,863円
減額の67万5,337円に、1期目の
議員が22万3,560円から2万959円
減額の20万2,601円に、それぞれ
減額されるようになっております。
以上です。
36
◯牟田 央君[47頁]
そうしますと、34名の
議員において、総額は幾らぐらいになるのでしょうか。
37 ◯
議会運営委員長(山口隆一郎君)[47頁]
総額が、34名の
議員で190万5,276円でございます。
38
◯議長(
並川和則君)[47頁]
ほかにありませんか。
(「なし」と言う者あり)
39
◯議長(
並川和則君)[47頁]
ほかになければ、これをもって
議員提出
議案第1号に対する
質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております
議員提出
議案第1号につきましては、
会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
40
◯議長(
並川和則君)[47頁]
異議ありませんので、委員会の付託を省略することに決定いたしました。
これより
議員提出
議案第1号に対する
討論に入ります。
(「なし」と言う者あり)
41
◯議長(
並川和則君)[47頁]
なければ、これをもって
討論を終結し、採決いたします。
議員提出
議案第1号は、原案どおり可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
42
◯議長(
並川和則君)[47頁]
異議ありませんので、
議員提出
議案第1号は原案どおり可決することに決定いたしました。
しばらく休憩をいたします。
午後3時12分 休憩
午後3時13分 再開
43 ◯副
議長(宮崎博通君)[47頁]
休憩前に引き続き会議を開きます。
次に、
日程第6「
議長の常任委員会委員辞退について」を議題といたします。
並川
議長から、
議長の職務に専念するため、
総務文教委員会の委員を辞退したい旨の願い出がありました。
お諮りいたします。並川
議長の
総務文教委員会委員の辞退を許可することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
44 ◯副
議長(宮崎博通君)[47頁]
異議ありませんので、並川
議長の
総務文教委員会委員の辞退を許可することに決定いたしました。
以上をもって、
今期臨時会に付議されました案件の審査は全部終了いたしました。
お諮りいたします。
今期臨時会において議決されました案件につきましては、その条項、字句、数字、その他整理を要するものがありました場合、その整理を
議長に委任されたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
45 ◯副
議長(宮崎博通君)[47頁]
異議ありませんので、これら整理を要するものにつきましては、
議長に委任することに決定いたしました。
以上で本日の
日程は全部終了いたしました。
これをもって、平成21年第4回
諫早市議会臨時会を閉会いたします。どうも御苦労さまでした。
午後3時14分 閉会
上記、会議録を調製し署名する。
諫早市議会議長 並 川 和 則
会議録署名議員 松 永 隆 志
会議録署名議員 吉 田 修 治
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